OPEN

2019.11.27

【一般公開】1/10(金) 人間科学部、小林隆児先生最終講義 「臨床研究から臨床教育へ-学生の学びから学ぶ」のご案内

各 位

 本年度3月に退職される、人間科学部社会福祉学科小林隆児教授の最終講義を以下の通り行います。他学部学生、卒業生、一般の方の参加も可能ですので、ぜひご参加ください。
 なお、事前の申し込みは不要です。


 【日時】2020(令和2)年1月10日(金) 5限(16:20~17:50)
 【場所】西南学院大学(中央キャンパス) 2号館203教室
     http://www.seinan-gu.ac.jp/campusmap.html
 【科目】医学一般Ⅱ
 【題目】「臨床研究から臨床教育へ-学生の学びから学ぶ」
 【概要】半世紀前に自閉症の子どもと出会って以来、私は一貫して自閉症をはじめとする
     発達障碍の臨床と研究に精力を注いできたが、本学での8年間は、臨床研究から
     臨床教育へと比重は移り、今では学生たちの学びから多くを学んでいる。
     そんな今の心境をつれづれに語ってみたい。


  ※事前のお申込みは必要ありません。
  ※学生、教職員、卒業生、一般の聴講が可能です。
  ※駐車場はございませんので、公共交通機関又は近隣の有料駐車場をご利用ください。


小林 隆児(こばやし りゅうじ)
 精神科医、医学博士、臨床心理士、日本乳幼児医学・心理学会理事長。1949年鳥取県米子市生まれ。1975年九州大学医学部卒業。福岡大学医学部精神医学教室入局後、大分大学、東海大学、大正大学を経て、2012年4月より西南学院大学教授。「医学一般」「精神医学」「精神保健学」、「精神医学特論」「障害児者心理学特論」「臨床心理学演習」等を担当。学生相談室の学医も務める。
 また、西南学院東京オフィスで実施する西南学院講座in Tokyoならびに本学のリカレント講座を毎年数回継続して開催。乳幼児体験がこころの臨床に及ぼす影響を探究しつつ、従来の発達障碍を初めとする精神疾患理解の脱構築に取り組むとともに、最近では感性教育に力を入れている。
 代表的な著書に『「関係」からみる乳幼児期の自閉症スペクトラム』『自閉症スペクトラムの症状を「関係」から読み解く』(以上、ミネルヴァ書房)、『甘えたくても甘えられない』(河出書房新社)、『あまのじゃくと精神療法』『関係の病としてのおとなの発達障碍』(以上、弘文堂)、『発達障碍の精神療法』(創元社)、『臨床家の感性を磨く』(誠信書房)、『人間科学におけるエヴィデンスとは何か(西研との共編)』(新曜社)など。今年10月『母子関係からみる子どもの精神医学』(遠見書房)上梓。
 定年退職後は臨床活動とともに「感性教育臨床研究所」(都内)(HP開設)代表として臨床教育に力を入れる予定。

■お問い合わせ先  教務課(社会福祉学科担当)TEL:092-823-3616