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2016.05.23

6月16日(木) 学術講演会のご案内

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各 位

 世界的な聖書学者であり、改革派ユダヤ教の指導者でもあるジョナサン・マゴネット先生
をお迎えして、同性愛に対するユダヤ教ラビの解釈をお話し頂きます。
 皆様お誘い合わせの上、奮ってご参加ください。

日 時:2016 年6月16日(木)13:30?15:00
場 所:西南学院大学博物館 2階講堂
講 師:Jonathan Magonet (ジョナサン マゴネット)
    レオ・ベックコレッジ名誉教授、ユダヤ教ラビ、西南学院大学名誉博士・客員研究員
通 訳:リディア・B・ハンキンス(西南学院宗教主事)
演 題:「同性愛についての宗教的挑戦」
対 象:学生教職員・一般(入場無料、事前の申込は不要)
主 催:学術研究所 / 共 催:西南学院大学神学部
問い合わせ:西南学院大学学術研究所  TEL:092-823-2501

【講師プロフィール】
1942 年ロンドン生まれ。医師として働いていたが、25 歳でレオ・ベックコレッジに入学。
1971 年ラビ(ユダヤ教教師)に任職。ヘブライ大学(イスラエル)およびハイデルベルク
大学(ドイツ)で学び、哲学博士号を得る。1974 年より母校レオ・ベックコレッジで教鞭
をとり、特に1985-2005 年は学長をつとめる。イスラエルとドイツの諸都市で客員教授を
歴任。改革派ユダヤ教Progressive Judaism を代表する学者として知られる。
2014 年に本学名誉博士号授与。

【講演の概要】
同性愛に対する態度決定は、宗教共同体内部においても、また信仰的伝統を異にする宗教間
を横断する形においても、大きな見解の相違をもたらしています。同性愛に対する伝統的な
見方は、人権立法からフェミニスト神学に至る同時代的諸価値によっても、そしてまたゲイ・
ライツ・ムーブメント活動家と支持者達によってもたらされた啓発によっても、挑戦に晒され
続けています。私たちは同性愛に関連のある聖書的テクストのいくつかを取り上げ、ラビ的
伝統においてそれら章句がどのように扱われてきたか、さらに今日の正統派から改革派まで
に至るユダヤ教内部の異なる運動における多様な応答を見ていくことになるでしょう。

チラシはこちら