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2016.06.20

西南学院講座 in Tokyo「前園真聖氏講演会」を開催しました

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 6月13日、西南学院東京オフィスが入る、サピアタワーにおいて西南学院講座 in Tokyoを開催しました。今回はJリーガーとして活躍し、1996年のアトランタオリンピックで28年振りの出場を勝ち取ったチームを牽引し、ブラジルを破った「マイアミの奇跡」を演出した前園真聖氏を講師としてお招きし、参加者約240人を対象に「第二の人生」というテーマで講演をしていただきました。
 前園氏は現在の日本代表のこと、今のオリンピック代表のことなど、サッカー解説者だからこそ知り得る情報をもとに話を進め、自分の人生を振り返りながら、事件を起こした時の記者会見の話など自分自身を赤裸々に振り返りながら話をしていただきました。その中で、「仕事をさせていただけること、人前に立たせてもらえるありがたさを実感していることや、サッカーで一緒に戦ってきた仲間やテレビの出演者に助けられたこと」を飾ることなく熱く語っていただきました。自身の経験をもとに失敗して学んだこと、大切にしなければいけないことなど、アスリートとしてだけではなく、ひとりの人間として大切にすべきことを含め示唆に富む内容の講演会でした。また、質疑応答では「日の丸を背負う重圧は?」という問いかけに対し、「重圧というより、エゴのいいところを出そうと思って戦っていた。チームは生き物でひとりでは駄目だし、スターが揃っていれば良いというわけではない。」という代表経験者ならではの話も引きだされました。また、参加者の中には、アトランタオリンピックで日本代表を現地で応援するため、会社を辞める決心をして、観に行った甲斐があったこと、その後に一緒に行った相手と結婚したことに対する感謝が述べられ、会場は大きな拍手に包まれました。