本学では、10月から計5回にわたって「JTB×西南学院大学 PBL講座」を開講しました。
　本講座は、株式会社JTB協力のもと、本学学生がツーリズム業界について理解と興味を深め、キャリア選択の意識を高めることを目的として開講されたもので、参加した学生はツーリズム業界だけでなくSDGsや地域活性化などについても学びを深めてきました。
　11月26日の講座最終回では、5つのグループに分かれ、「長崎県平戸市が抱える観光における課題を解決するためのツアープラン提案」というテーマで、学生による企画提案のプレゼンテーション大会を開催しました。プレゼンテーションでは、「①交通難所な平戸でどのような誘客を展開するか②平戸市への滞在時間と観光消費額を増やすには③若年層の観光誘客をするには」という3つの課題を解決するため、各グループがツアー企画を提案。収支計画や宣伝方法などを踏まえ、学生ならではの視点でのプランが発表されました。
　当日の審査員を務めた平戸市と株式会社JTB福岡支店は「各グループとも着眼点が素晴らしく、夢のある提案に感心した。手を加えたら実現可能かもしれないと思えた提案もあったので、参考にしたい」と講評を述べ、講座は終了しました。
　受講した学生にとって、ツーリズム業界への理解を深め、自身のキャリアを考える貴重な経験となりました。