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2018.07.31

2018-2019年度海外派遣留学生の出発式を行いました

 今夏、協定校に交換留学生として派遣する海外派遣留学生77名の「出発式」を、7月25日(水)、西南コミュニティーセンターにて行いました。
 式では、まずK.J.シャフナー学長が「日本と異なる考え方、風景、人、言語を受け入れてください。留学は簡単で楽しく、魅力的なことばかりではありません。必ず失敗や恥ずかしい経験をすることでしょう。しかし、留学経験は必ず価値あるものとなります。皆さんの留学が良いものになるよう心から願っています」とメッセージを送りました。さらに、D.L.オルソン国際センター所長は、「留学生活をより良いものにするために、勉学に励むことはもちろんのこと、現地の人々と積極的に交流し、現地の文化に浸ることも大切です。今はSNSなど、どこにいても日本と繋がることができる時代ですが、留学中は現地での生活を大切にしてほしいと思います」と激励しました。
 続いて、前年度の派遣留学生を代表して、アメリカに留学していた吉村竜英さん(文・英文4年)が、「留学中は沢山悩み、苦労すると思いますが、常に前向きにチャレンジしてください。必ず、その頑張りに気づいてくれる人や困った時に救いの手を差し伸べてくれる人がいます。感謝の気持ちを忘れず、思う存分楽しんできてください」と激励の言葉を送りました。
 その後、この夏に出発する2名の学生が決意表明を行いました。ミネソタ州立大学マンケート校(アメリカ)に留学する阿高花月さん(商・経営4年)は、留学を志すきっかけとなった経験を振り返り、「過去に苦い経験をしたからこそ、今の自分があります。将来の夢を叶えるためにも、決して嫌なことから逃げず、常に頭を働かせて、かけがえのない経験をしたいと思います」と述べました。
 また、エトヴェシュ・ロラーンド大学(ハンガリー)に留学する中島涼之助さん(文・英専3年)は、「私の将来の夢は、作家になることです。そのためには、表現力を養う以前に自分の感受性を養うことが重要です。ハンガリーという異国の地で、日本人としてのアイデンティティを持ち、現地の母語ではない英語で学ぶことで、さらなる言語感覚と研ぎ澄まされた世界観を身に付けたいです」と抱負を語り、会場は温かい拍手に包まれました。
 今年度は、すでに出発している派遣留学生も含め、アメリカ28人、カナダ4人、イギリス2人、フランス12人、ノルウェー3人、フィンランド2人、イタリア2人、オランダ3人、デンマーク3人、ハンガリー2人、チェコ2人、ドイツ2人、ポーランド1人、ベルギー3人、中国2人、台湾1人、マレーシア1人、韓国4人の計77人が、それぞれの派遣先大学で半年から1年間の留学生活をスタートさせます。