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2019.06.11

【西南学院講座 in Tokyo】本学大学院臨床心理学専攻 小林隆児教授公開講座「臨床家の感性を磨く≪その2≫」を開催しました

 5月25日(土)に、西南学院東京オフィスが入るサピアタワー(東京都千代田区丸の内)にて、本学大学院臨床心理学専攻の小林隆児教授が講師をつとめる【西南学院講座 in Tokyo】「臨床家の感性を磨く≪その2≫」を開催しました。2018年に実施した講座「臨床家の感性を磨く」の2回目の開催となる今回は、定員を上回る23名が参加しました。
 本講座のねらいは、対人援助を生業とする臨床家の方々に「関係をみる」とはどのようなことかを体感してもらい、自分の見方や考え方の特徴に対する気づきを促すことです。講座では複数の臨床事例の映像を供覧し、そこから参加者が抱いた意見をグループで交わしながら考えを深めるという流れで進行しました。長時間の講座であったにもかかわらず、全員最後まで熱心に参加し、参加者からは「グループでの対話を通して、自分では気づかなかった視点や意見を聞けた」「とても有意義な時間だった」といった感想が多く寄せられ、事例観察と対話という体験を通して、「関係をみること」への理解を深めている様子でした。この形式の講座は今回が最後でしたが、これからも継続して欲しいとの声が多数聞かれました。