6月14日(金)、2号館407教室にて、商学部の海外ビジネス事情Ⅰの一環として「なぜ今スタートアップなのか？―社会経済の構造変化とFGNの取り組み―」と題する講演会を開催し、学生約200人が参加しました。
　この講演会は、近年、注目されているスタートアップについて、学生に理解を深めてもらうために開催されたものです。今回は、九州経済連合会産業振興部の久保文一氏とさくらインターネット株式会社の油井佑樹氏を講師にお招し、ご講演いただきました。
　初めに久保氏により、スタートアップの歴史や、現代の経済状況について説明がなされました。久保氏は「日々、情報化社会へと変化している現代社会においては、今後、スタートアップが世界経済を牽引する時代になる」と語りました。
　その後、油井氏からスタートアップを支援する福岡市の官民共働型の施設 Fukuoka Growth Nextの取り組みについて説明がなされました。講演の中で油井氏は「みなさんには、学生生活の中で様々なことに興味を持ち、選択肢を持った上で、挑戦してほしい。社会の課題を解決するために挑戦するみなさんの活動をFukuoka Growth Nextでは全力でサポートします」と述べました。
　講演会に参加した学生からは「これまで漠然と起業に興味を持っていたが、今回、福岡の熱い現状を知ることができ、一歩踏み出す勇気をもらえた」といった感想が寄せられました。


九州経済連合会産業振興部の久保文一氏


さくらインターネット株式会社の油井佑樹氏