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2020.04.01

法学部「Seinan Vis Moot」チームがVisEast(香港大会)で健闘!

 法学部の学生によって構成される「Seinan Vis Moot」チームが、3月23日(月)~26日(木)の期間に開催されたVisEast(香港大会)に出場しました。
 Vis Moot およびVisEastとは毎年春、ウィーン・香港をメイン会場に、世界各地で開催される模擬国際仲裁大会です。大会では、国際取引上の架空の紛争について、売主・買主の弁護士に扮して、仲裁人の前で法律を武器に戦います。出題も弁論もすべて英語です。2019年度については、コロナウイルス感染症の影響を受け、VisMoot、VisEastいずれもオンラインでの開催となりました。今年もSeinan Vis Mootは両大会に出場登録を済ませていましたが、諸事情でVisMootは参加辞退し、VisEastのみ出場しました。
 試合では、仲裁人からの質問に苦戦しつつも、堂々と議論を繰り広げました。対戦相手の他国の学生に引けを取らないようなやりとりも見受けられましたが、惜しくも予選敗退となりました。
 出場した6名のうち4名が1年生でしたが、「自分の英語力、法的分析や理解の不十分さを痛感しましたが、貴重な経験でした」(国際関係法学科1年 三輪朱理)、「英語で話すことには不安しかなかったのですが、チームの仲間と準備を重ねて出場した後の達成感は想像以上でした。」(法律学科1年 菊永育恵)、「加入した当時は、まさか自分が1年後に大会に出ているとは想像できませんでした。思い切って参加して本当に良かったです。」(法律学科1年 河野琴梨)「高いレベルの外国チームと対戦でき、これから世界の大学にも勝てるように実力をつけたいと思いました。」(国際関係法学科1年 迫大晴)と、それぞれに達成感を感じ、これからの課題を見つけていました。
 また、昨年に引き続き2年目の出場となった上級生メンバーは、「周囲の方々の支援をいただき、充実した1年間でした。外国の対戦校を相手に自分の力を試し、成長を感じられる大会でした。」(国際関係法学科4年 世継祐介)、「今年はオンライン大会で、昨年と違った緊張感がありました。相手校の立論からは多くの事を学ばせて頂き、自分の立論では準備してきたものを出し切ることができました。」(国際関係法学科2年 中原萌)と、この1年間の学びの大きさを実感している様子でした。

 新年度、Seinan Vis Mootは新メンバーを迎え、Seinan Vis Moot2020として始動します(1年生の募集も行いますので、法学部1年生の皆さんはぜひご応募ください)。引き続き、法学部「Seinan Vis Moot」チームの応援、よろしくお願いいたします。


サンパウロ・カトリック大学(ブラジル)との試合の様子

セブラスマル大学(インドネシア)との試合の様子


ミュンスター大学(ドイツ)との試合の様子


ジンダル・グローバル大学(インド)との試合の様子


4試合終了後のSeinan Vis Mootチームのメンバー