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2020.11.25

武末祐子教授、眞下弘子教授がフランス教育功労章を受勲しました

 このたび、外国語学部の武末祐子教授、眞下弘子教授がフランス教育功労章シュヴァリエを受勲しました。これは、フランス政府公式の文化交流機関であるアンスティチュ・フランセ日本―九州を通した日仏学術交流への長年に渡る貢献やフランス語教育における功績などが評価されたものです。
 11月9日にアンスティチュ・フランセ九州にて叙勲式が執り行われ、フランス大使館文化参事官ステファンヌ・マルタン氏より両名に勲章が授与されました。
 受勲について、武末教授は、「世界で、特にアジア圏でフランス語の重要度が上がっていると感じる。受勲は大変光栄であり、フランス文化・文学を伝えるため、語学教育のため、これからも尽力したい」と語り、眞下教授は、「「表現の自由」をめぐってテロの犠牲となったフランスの中学校教員サミュエル・パティ氏が、10月の国家追悼式において教育功労章の最高位コマンドゥールを授与されたことを知り、この勲章の重みを実感した。フランスに関わる教育・研究に携わる者として、今後も社会に貢献していきたい」と語りました。

叙勲式での武末教授(中央左)、眞下教授(中央右)

授与された勲章

―フランス教育功労章(Ordre des Palmes académiques)とは―
歴史
フランス教育功労章(パルム・アカデミック)は1808年にナポレオンによって創設され、高等教育をも含む教育全般に携わる人に与えられる勲章です。特にフランス語教育やフランスの学術研究を積極的に日本へ紹介した人、または日仏文化交流に寄与した人を対象とします。

等級
シュヴァリエ Chevalier、オフィシエ Officier、コマンドゥール Commandeurの3段階があります。駐日フランス大使と協議の結果、在京のフランス大使館文化部と科学技術部、西日本では大阪のフランス総領事館の3者のいずれかが、日本における推薦機関となります。審査は本国の国民教育・研究・技術省で行われます。
ここ10年間に約110人の日本人が教育功労章を受勲しています。

 出典:在日フランス大使館ホームページ  https://jp.ambafrance.org/article483