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2016.10.18

商学部の濱口結衣さんが「福岡県グローバル青年の翼」の団員に選ばれました

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 商学部商学科2年次生の濱口結衣さん(はまぐち・ゆい/九州学院高等学校出身)が、「福岡県グローバル青年の翼(グローバル&ローカル・リーダーシップ・プログラム)」の団員に選ばれました。



 「福岡県グローバル青年の翼(グローバル&ローカル・リーダーシップ・プログラム)」とは、福岡県が昨今のグローバル化の進展に対応できる人材を育成することを目的に実施しているプログラムで、団員は来年3月までの期間、第6次にわたる研修を国内外で行います。
 濱口さんは、前期に英語の授業を担当してもらった伊藤彰浩文学部教授からプログラムへの応募を進められたそうです。『私は商学部ですが、高校は英語科出身で英語に興味がありました。留学も考えましたが、4年で卒業したいという思いがあり、あきらめていました。そのような中、英語の授業でお世話になった伊藤教授が「留学とは異なるが国際的な視野を学ぶことができる、チャレンジしてみてはどうか」と、このプログラムを教えてくれたのがきっかけです』と語る濱口さん。応募にあたっては、伊藤先生が推薦状を書いてくれたそうです。
 「福岡県グローバル青年の翼」には、学生ほか社会人も団員に選考されています。社会人を交えてテーマ別に3つのグループに分かれており、濱口さんのグループは、フードビジネスをテーマにしているそうです。国内でのフィールドワークや研修を経て、11月には海外研修が予定されており、マレーシア(クアラルンプール)、ミャンマー(ヤンゴン・ガバン・パコック)の2カ国4都市を1週間の日程で訪問するそうです。
 9月に第1次研修を終えた濱口さんは「団員には社会人が含まれています。事務局の方もそうですが、社会人の方は視野が広く、また、様々な考え方があることを知りました。本当に勉強になります」と語ります。11月の海外研修に向けて、積極的であるために、英語を学び直し、訪問先のマレーシア、ミャンマーについて学びを深めるそうです。
 「福岡県グローバル青年の翼」は、全体を通じてアジアと共に発展する福岡の在り方について考えるプログラムになっており、来年3月には報告会が予定されています。濱口さんは「留学という夢をあきらめていた私に、声を掛け、相談に乗ってくれた伊藤先生に本当に感謝しています。プログラムは大変ですが、グローバルな人材となるため、積極性と主体性を発揮し、フィールドワークや研修に挑みたいです」と笑顔で語ってくれました。
 なお、団員には濱口さんのほか、人間科学部児童教育学科2年次生の山之内玲奈さん(やまのうち・れな/宮崎学園高等学校出身)も選ばれています。
 濱口さん、山之内さんの今後益々の活躍が期待されます。