OPEN

2016.11.28

【西南学院講座 in Tokyo】「こころの治療の本質とは何か―臨床と哲学のあいだ Part 3」を開催しました

タグ

 11月3日(木・祝)、西南学院東京オフィスが入るサピアタワー(東京都千代田区丸の内)にて、【西南学院講座 in Tokyo】「こころの治療の本質とは何か―臨床と哲学のあいだ Part 3」を開催しました。「臨床と哲学のあいだ」をテーマに第3回目の開催となる今回は、講演、指定討論、全体討論の3部構成により「心の治療の本質とは何か」について考察。当日は、リピーターを含め多くの参加者が熱心に最後まで討論に加わってくださいました。
 まず山竹伸二氏(著述家、評論家)による講演「心理療法の本質を考える」、小林隆児氏(精神科医、西南学院大学教授)による講演「こころの治療の核心は何か」を行い、その後、佐藤幹夫氏(フリージャーナリスト)、西 研氏(東京医科大学教授、哲学者)による指定討論、さらに山竹氏、小林氏も含めた全体討論と続きました。
 全体討論時の質疑応答では、スクールカウンセラーや子育てカウンセラー、統計学を専門に扱う職業の方など、さまざまな方がご自身の体験をもとに質問を投げかけ、会場全体で考えを深めました。討論の質は非常に高いものでした。受講者からは「今後の仕事を進める上で大変勉強になった」「全体的にとても刺激的な上に、それぞれの演者の体験に根ざした話だった」といった感想が寄せられました。