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2016.12.01

第360回国連講演会が開催されました

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 11月24日(木)、チャペルにて、日本国際連合協会福岡県本部主催、外務省、西南学院大学法学部、(一財)西日本文化協会共催「第360回国連講演会」が開催され、一般・学生含め約250名が聴講しました。
 講演は「国際テロ情勢と日本の取り組み」をテーマに、外務省総合外交政策局 国際安全・治安対策協力室 課長補佐の中野洋美氏を講師に迎えて行われました。
 中野氏は、これまでに世界各国で発生したテロ事件を取り上げながら、2001年に発生した「9.11米国同時多発テロ」以前及び以後のテロに関して懸念すべき傾向などについてご説明されました。続いて、テロ対策の強化、中東の安定と繁栄に向けた外交の強化、及び過激主義を生み出さない社会の構築支援という、テロに関する日本外交の「3本柱」に触れられました。そのうえで、「テロ対策の強化とともに、二国間あるいは多国間協力など、日本にしかできない外交を進めることが重要」と述べられ、今後の外交政策の展望などを示していただきました。
 参加した一般市民、学生たちは講演に熱心に聞き入っていました。