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2017.01.15

文学部外国語学科英語専攻の卒業生(00期)、久我一総氏が経済界「金の卵発掘プロジェクト」グランプリを受賞

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 1月13日(金)、帝国ホテルにおいて、株式会社経済界が主催する第42回経済界大賞の金の卵発掘プロジェクトのグランプリに本学文学部外国語学科英語専攻卒業でオーセンティックジャパン社長の久我一総氏が決定し、表彰をうけた。今回の経済界大賞にはANAホールディングス社長の片野坂真哉氏が大賞、東京都知事の小池百合子氏が特別賞を受賞した。
 金の卵発掘プロジェクトは新たな事業などに取り組む企業や起業家を対象に公募された中から、米倉誠一郎一橋大学教授を審査委員長に審査され、決定されている。昨年度は該当なしであったが、今年度は100以上の公募の中から、オーセンティックジャパンの久我社長が選ばれた。久我社長は山岳遭難救助で遭難者の早期発見に貢献する「ココヘリ」、子どもや高齢者といった災害弱者や被害者の救助に向かう警察や消防隊員の安全確保を目的に導入した「ヒトココ」を開発し、単に機器を販売するやり方ではなく、会員制にすることによって定期収入を得るストック型ビジネスを立ち上げたことが評価された。久我社長は表彰式の受賞挨拶において「世の中の災害などにおいて弱者となる子どもや高齢者、またその災害に立ち向かう警察官や消防隊員の二次災害防止に役立てる仕事ができてよかった。これからも社会のためになる仕事を続けていきたい」と語った。すでに久我社長は新たな貢献として、小学生や徘徊老人などの見守り事業や大学生などの安否確認アプリの提案などを手掛けている。
 これからの久我社長のさらなる社会貢献に期待したい。