1月27日、西南コミュニティーセンターホールにて、サザエさんシンポジウム「福岡と西南学院とサザエさん」を開催し、約150名が参加しました。
　シンポジウムは、西南学院創立100周年とサザエさん生誕70年を記念し開催したもので、サザエさん作者の故長谷川町子さんが百道の海岸でサザエさんの構想を練ったこと、また、漫画『サザエさんうちあけ話』の一コマに西南学院が登場することなどから実現しました。
　漫画『サザエさん』誕生までを描いたアニメの上映から始まったシンポジウムは、長谷川町子美術館館長の川口淳二氏が、故長谷川町子さんとの思い出を交えつつ、サザエさん誕生秘話やサザエさんと福岡市早良区、西南学院との縁などについて、講演しました。その後、福岡商工会議所連合会担当本部長の三角薫氏司会のもと、長谷川町子美術館学芸員の橋本野乃子氏、サザエさんの会会長の吉武勝美氏、西新発展協議会会長の鳥巣勲氏、早良区役所総務部長の谷耕二氏、本学学長の K.J.シャフナーを交えてパネルディスカッションを行いました。
　なお、翌28日には、漫画『サザエさんうちあけ話』の表紙に登場する故長谷川町子さんとサザエさんの銅像が新図書館前の広場に設置され、福岡市へ寄贈されました。