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2017.03.10

西南コミュニティーセンター主催講演会 元読売巨人軍選手・野球解説者 吉村禎章氏講演会「不屈の野球人生」を開催

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 3月7日、西南コミュニティーセンター主催講演会を開催し、野球ファンや巨人ファンを中心に約150人が参加しました。
 吉村禎章(よしむら・さだあき)氏は高校野球の名門、PL学園でキャプテンとして活躍、その後、ドラフト3位でプロ野球、読売巨人軍に入団、順調に活躍する中、札幌円山球場で大怪我をし、大手術と過酷なリハビリを経験した後に見事に復活し、長嶋茂雄監督からキャプテンに指名されるなど活躍した選手で、現在は野球解説者として活躍中です。
 講演会では、当初は大学進学を考えていたにもかかわらずプロ野球の読売巨人軍に入団したいきさつや最初にプロの練習を見てやっていく自信がなかったこと、順調に活躍しだしたときに大怪我を負ったこと、二度の手術と過酷なリハビリについて自分自身の経験談を語っていただきました。いろんな方から「怪我がなかったら、もっとすごい選手になっていた」などと言われるが、怪我があったからこそ強くなれたこと、リハビリ中に出会った小学生の男の子が勇気を与えてくれたこと、夢を持ち続けることについて語っていただきました。その中で、「~たら、~れば、」ではなく「~から、~こそ、」という気持ちを持つことの大切さや、夢を持つではなく、夢を持ち続けることの大切さを語っていただきました。
 その後、前報知新聞編集委員で長く、長嶋茂雄監督や王貞治監督の番記者をつとめられた柏英樹氏と対談しました。
 参加者は普段聞けないエピソードや大怪我から復活した時の気持ちなど、逆境から這い上がった人間だからこそ語れる貴重な話に聞き入っていました。