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2017.11.15

【西南学院講座 in Tokyo/臨床と哲学のあいだPart4】「アクティヴ・ラーニングの目指すもの―『深い学び』と『感性を磨く』―」を開催しました

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 11月3日(金・祝)に、西南学院東京オフィスが入るサピアタワー(東京都千代田区丸の内)にて「アクティヴ・ラーニングの目指すもの―『深い学び』と『感性を磨く』―」を開催し、教育関係者や福祉施設職員など、30名の受講者が参加しました。
 本講座シリーズ「臨床と哲学のあいだ」は、これまで3回にわたり人間科学の本質をめぐって議論してきており、第4弾となる今回は「教育の本質」について考える内容となりました。
 講座は3部で構成され、教育哲学者であり早稲田大学教授の藤井千春氏による講演「子どもが『深い学び』を遂げるために―『この子』の意味世界の生成・発展を読む―」、精神科医であり本学教授の小林隆児氏による講演「臨床家の感性を磨く」、さらに、臨床心理士の佐川眞太郎氏と、哲学者であり東京医科大学教授である西研氏による指定討論と、全体を交えた総合討論が行われました。昨今盛んに取り沙汰されている「アクティヴ・ラーニング」について、何が問われており、その本質は何かという観点で、活発な討論が行われました。
 受講者からは「『アクティヴ』とは何かを考えさせられた」「主体的な学び、対話的な学びを形式的でなく実践する重要さを改めて教えられた」「とても参考になった、これからの仕事に生かしたい」といった声が寄せられました。