西南学院の求める人材像

事務局長メッセージ

 昨今の急激な生活環境や労働環境の変化に伴い、人や組織に対しても新たな働き方や考え方が求められるニューノーマルへ時代はシフトしています。
 加えてSociety5.0の実現に向けたこの大きな転換期において、大学では数理・データサイエンス・AI教育の展開、初等教育ではICT環境の整備を行い、STEAM教育の充実等を含め多様な対応を図らねばなりません。
 西南学院では人材を人財として捉え、一人一人の個性や特性を尊重し、創⽴者C.K.ドージャー先⽣の遺訓「⻄南よ、キリストに忠実なれ。」の建学の精神を基に前進を続けています。
 立ち止まった組織は陳腐化を免れません。このニューノーマルという新時代に向けて改革・改善を進めながら学院の発展を先導し、建学の精神の下に繁栄し続ける⻄南学院の基礎を作るために、⾰新する事務局組織を作り上げ、学院の特色を強化し、更に邁進していかなければと考えています。と同時に「共に働く」ことが楽しいと思える職場でありたいとも願っています。
 2016年に創立から100年を経て、次の100年に向けて、新しい西南学院を共に発展させようと熱意を持った新しい力を求めています。

学校法人 西南学院 

事務局長 大羽 康二

職員を希望される皆さんへ

 教育機関は、概ね「学生・生徒・児童・園児」、「教員」そして「職員」という3者により構成されています。教わる側の学生・生徒・児童・園児、教える側の教員に関しては、教育機関の存立に直接関わるものであり、それぞれの立場・役割が明確です。
 一方、それに対し「職員」の立場・役割はイメージし辛いかと思います。しかし、教育機関を取り巻く様々な環境の変化に応じ、職員の立場・役割は発展かつ拡大しているものであり、それは学校の進むべき方向にしなやかに対応すべく柔軟でなくてはなりません。

 教育の大衆化に伴う規模の拡大、少子化に伴う就学適齢人口の減少、教育の質保証など、現在の教育機関を取り巻く環境は、劇的に変化しています。「2040 年に向けた高等教育のグランドデザイン」と題した平成30年の中央教育審議会答申では、第4次産業革命とも言われるAI、IoTをはじめとした技術革新と社会生活の融合により、Society5.0(超スマート社会)が訪れ、産業界や地域社会が大学に期待する役割として、多様な価値観を持つ多様な人材が集まることにより新たな価値が創造される場になることが必要であるとされています。
 このような状況にあって、教育・研究及び学生生活への支援、企業・社会が求める人材の多様化への対応、そして教育機関という組織の管理・運営を担う職員に対しては、非常に高いレベルのマインド、スキルを駆使したサービスが求められます。そのためには、教育・研究に対する深い理解と行政的な管理・運営能力、各種情報を収集し、戦略的に分析する能力、そして、当然ながらそれらの能力を培い、発揮するための土壌となる複数の業務領域における知識と経験が必要になり、それらがバランスよく保たれなければなりません。

 また、私学である西南学院は、キリスト教主義による教育を建学の精神として掲げています。西南学院の構成員として、日々新たな気持ちで建学の精神を認識し、理解を深めるよう努めることが大切なことは言うまでもないことです。

 ところで、皆さんは、少なくとも「西南学院」で働くことに興味を示されているわけですが、そんな皆さんには、ぜひ以下の点について考えていただきたいと思います。


  • なぜ教育機関である西南学院に事務局職員として働きたいのか。

 以上の事項は、西南学院に職を求めるうえで、とても重要なことです。採用選考までに自分なりにしっかり考えてみてください。選考の際は、きっとプラスになると思います。

学校法人西南学院
総務部人事課

職員に求められる資質及び姿勢

 以下の内容は、入職後に職員へ求められる要素として掲げているものですが、採用段階においても是非心に留めておいていただきたい内容です。

・ 職員に求められる資質及び姿勢(職員研修ガイドより抜粋)