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2014.01.24

江副憲昭教授(経済学部)の最終講義を行いました

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 1月22日、2号館407教室にて、本年3月で定年退職を迎える経済学部経済学科の
江副憲昭教授が最終講義を行いました。江副教授は、ミクロ経済学、 規制に関する
経済理論および政策などが専門で、アメリカ、イギリス、中国、フランスなど海外に
おける研究・教育活動の他、福岡地域の水道事業、福岡市の下水道事業の専門委員
など学内・外で多数の業績を残してこられました。今回の最終講義には、経済学部の
学生をはじめ、他学部学生や教職員、江副ゼミOB・OGなど、200人を超える出席が
ありました。
 市東亘学科主任による経歴紹介、上垣彰経済学部長による挨拶に続いて行われた
講義では、「電力改革の行方」をテーマとして、日本と海外の電力システムの比較を
行いながら、日本の電力システムの問題点や改革の方向性などについて、経済学の
視点から分析し、今後の電力供給システムを改革するには、市場メカニズムの活用が
必要不可欠であることを説明されました。また、経済学は試験のためだけの学問では
なく、実際に人々の暮らしを豊かにするためにあると話され、経済学の実用性を話して
講義を締めくくられました。
  最後に、ゼミ生より、先生への感謝の意が述べられ、花束と色紙の贈呈が行われ
ました。江副教授は、「大学では、同僚、学生、スタッフに恵まれ本当に幸せだったと
思います。西南には感謝で一杯です。」と挨拶。聴講した学生、教職員より大きな拍手が
贈られました。


(写真左手は奥様)