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2014.06.02

駐日パキスタン特命大使が本学を来訪しました

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 5月27日(火)に、西南学院大学でファルーク・アーミル(Mr. Farukh Amil)駐日
パキスタン大使による講演会が行われ、約50名の学生・教職員が大使の言葉に熱心
に耳を傾けました。講演テーマは「パキスタンという国-日本との関係(The country
of Pakistan- its relation with Japan)」。パキスタンの文化・自然・経済・教育・
日本との関係性などについてスライドや写真を交えながら、約60分に渡って英語で
講演が行われました。その後の質疑応答は30分程度行われ、パキスタンへの旅行者
の約60~70%は日本人であること、パキスタン人と日本人は共に勤勉性という共通
した国民性があること、女性の進出が近年特に著しく、南アジア諸国では女性議員の
割合は最大(下院20.7%上院16.7%)であることなど、テレビやニュースではあまり
知りえない情報を知ることができました。学生からは「新聞やテレビでは普段あまり触
れられない文化や近代社会の様子を知り、パキスタンに対するイメージが大きく変わ
りました。ぜひ将来訪れたいです」という感想が聞かれ、有意義な講演会になりました。

 

 最後に、大使から「メディアからの情報が全てではありません。私たちの文化は異な
る点も多いが、共通する部分も多い。パキスタンでは日本の技術力を見習い、今後さら
にインフラを整え経済を発展させていきたいと考えています。パキスタンという国に興味
を持ってくださった方は、ぜひ遊びに来てください。そして、お互いに興味をもち、良い
関係を築いていきましょう」とのメッセージをいただきました。