2015.03.30
第7回国際文化学部卒業論文表彰制度・受賞者決定
国際文化学部では、創造的な人材育成のための活動の一環として、2008年度
より国際文化学部に在籍する学生の卒業論文を対象とした「卒業論文表彰制度」を
設けています。その第7回表彰式が、3月20日(金)にコミュニケーションプラザで
行われました。
今年度は全12ゼミの中から10ゼミがエントリー。第1次審査および第2次審査を
経て、最優秀賞(2件)、優秀賞(2件)、奨励賞(6件)が決定しました。表彰式では、
新谷秀明国際文化学部長が「卒業論文を執筆した経験は、今後みなさんが社会人
として働く上できっと活かされると思います。この経験を糧に、みなさんが新たなス
テージで活躍されることを期待しています」と総評を述べ、それぞれに賞状と賞金を
手渡しました。
受賞されたみなさん、おめでとうございます。
・最優秀賞(2名)
羽田野智世「正義と行為―プラトン『国家』ギュゲースの指輪を中心に ―」
出羽有里 「音楽を憧れる芸術―リヒャルト・ワーグナー『タンホイザー』とその受容―」
・優秀賞(2名)
熊谷奈々 「アメリカ公民権運動に見る音楽の力―ゴスペル“We Shall Overcome”を中心に―
有働千春 「「風景」から「景観」へ―UNESCO世界遺産から見る景観保存の価値―」
・奨励賞(6名)
吉岡香澄「林忠正と異文化交流-パリ常在の日本美術商を通して見る明治期の日欧間の文化の動き」
毛利美結「久留米餅~これからの道を探る~」
青柳圭一郎「貴族主義と中央集権から視た科挙の変遷」
和田充貴「奪われたメイドインジャパン~進化する中国製コピー商品~」
馬場千晶「アメリカにおける映画文化発展のプロセスとディズニープリンセスが語るアメリカ
-「受容」と「分断」と「愛国心」の国-」
石橋麻南「インバウンドツーリズム~「観光立国日本」と九州の取り組みからみる課題と展望~」
※記載順は所属コースに準じる(日本→中国→アメリカ→ヨーロッパ→比較→表象)