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2015.06.24

文学部外国語学科フランス語専攻4年の加藤なつきさんが「ボルドー・アキテーヌ 福岡・九州 姉妹都市 フランス語スピーチコンテスト」で優勝しました!

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 文学部外国語学科フランス語専攻4年の加藤なつきさんが「第17回ボルドー・アキテー
ヌ 福岡・九州 姉妹都市 フランス語スピーチコンテスト」で見事、優勝しました!
 このコンテストは、5月30日(土)にアンスティチュ・フランセ九州(福岡市中央区赤坂)
で行われたもので、九州在住のフランス語中級レベル(DELF B1)以上の者を対象に、
ボルドー市に関連したテーマ(ワイン、美食、世界遺産など)で5分から7分間のスピーチを
行うものです。

 優勝した加藤さんは、2年次後期から3年次前期にかけてブルゴーニュ大学付属の
語学学校へ留学した経験があり、帰国後、さらにフランス語に触れる機会を模索していた
ところ、本スピーチコンテストの存在を知り、応募したそうです。「フランス語の発音にいかに
近づけるか、このことに最も注力しました」と語る加藤さん。やるからには絶対優勝!と決意し、
練習に取り組んだそうです。スピーチでは、フランスの『空気感』を出すため、フランス映画を
何度も観て、フランス人の会話における間の取り方や、フランス語特有の文と文をつなぐ言葉を
スピーチに自然に取り入れられるように、何度も練習を重ねたそうです。コンテストに向けて
努力を重ねた加藤さんですが、優勝できたのはスピーチ全般を指導してくれた非常勤講師の
ルフランソワ先生、そして、何度も練習に付き合ってくれたフランス人留学生の二人、Thomasと
Stevenのおかげです、と加藤さんは言います。二人の友人は、留学生別科の課程を終え
帰国間際であったにも関わらず、時間を惜しまず協力してくれたそうです。二人の協力なし
には優勝を成し遂げられなかったそうですが、喜びを分かち合う間もなく、コンテストの翌日、
二人の友人は帰国の途に着いたそうです。

 二人の友人に思う存分優勝の喜びを伝えることができなかった加藤さんですが、コンテスト
優勝者に与えられる『《在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本》賞』として、
7月27日から約1ヶ月間、ボルドーのアリアンス・フランセーズでの語学研修に臨みます。
「フランスでもう一度学べることに感謝しています」と笑顔で語る加藤さん。将来は、フランスで
観光業の専門学校へ進み、フランスあるいは日本でフランス観光の仕事に就きたいそうです。
 フランスでThomasとStevenに会えるといいですね!
 加藤さんの今後益々の活躍を期待しています!

参考:アンスティチュ・フランセ九州 HP
第17回 ボルドー・アキテーヌ 福岡・九州 姉妹都市 フランス語スピーチコンテストhttp://www.institutfrancais.jp/kyushu/apprendre/concours-bordeaux-2015/