ニュースリリース
▼2014.11.04
【創立100周年記念事業】学術シンポジウム(東京開催)「一神教は危険か?-宗教間対話と共生の可能性-」を開催しました2014年10月26日、西南学院東京オフィスがあるサピアタワーにて、西南学院創立
100周年記念学術シンポジウム「一神教は危険か?-宗教間対話と共生の可能性-」を
開催しました。
講演では3名の講師、ユダヤ教のジョナサン・マゴネット氏(レオ・ベック大学元学長)、
キリスト教の寺園喜基氏(西南学院名誉顧問)、イスラム教の四戸潤弥氏(同志社大学神学部教授)
による講演が行われました。その後、会場からの質問にそれぞれが回答し、シンポジウムでは
3人のパネリストと参加者による宗教に対する意見交換が行われました。
当日は約220名の参加者で会場はほぼ満席となり、宗教に対する関心の高さがうかがえました。
講演では、現代のような混迷の時代の中でこそ、拠り所となる宗教の存在にクローズアップし、
また、それぞれの宗教を否定するのではなく、それぞれを尊重しながら今日に至っていることを
考えさせられる内容でした。このシンポジウムは西南学院だからこそ実施できるテーマであり、
それぞれの宗教の代表者を一堂に集めて実施した貴重な機会となりました。
講演中のジョナサン・マゴネット氏