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ニュースリリース

▼2015.12.07

【創立100周年記念事業】学術フォーラム「国連デーin西南学院~福岡から国際平和を考える~」を開催しました

 西南学院創立100周年、国際連合70周年を記念し、11月29日(日)に、

西南学院大学チャペルにて学術フォーラムを開催しました。

 

 「国連デーin西南学院~福岡から国際平和を考える~」をテーマに、

国連広報センター所長 根本かおる氏、国際連合人間居住計画(ハビタット)

福岡本部(アジア太平洋担当)本部長補佐官 星野幸代氏、関西学院招聘

客員教授・元国連児童基金(UNICEF)駐カザフスタン事務所代表

久木田純氏、国境なき医師団日本 前会長 黒﨑伸子氏をお招きし、

講演とパネルディスカッションを行いました。

 また、高校生平和大使 城戸香音さん(西南学院高等学校3年)は

スピーチを披露しました。

 

 根本かおる氏による基調講演では、「Your United Nations:国連を自分事に」を

テーマに、国際連合の役割、国連広報センターにおける仕事、世界情勢、貧困、

難民問題などの実情を、経験を交えてお話いただきました。

 

国連広報センター所長 根本 かおる 氏

 

基調講演の様子

 

 続いて、高校生平和大使 城戸香音さんは、高校生平和大使の活動や

経験などの紹介を通して、「戦後70年の今を生きる わたしたち若者ができること」

という力強いメッセージを語りました。

 

高校生平和大使 城戸 花音 さん (西南学院高等学校3年)

 

スピーチの様子

 

 基調講演と高校生平和大使のスピーチを受けて、西南学院大学法学部教授

野田順康がコーディネーターとなり、パネルディスカッションを行いました。

 パネリスト(星野幸代氏、久木田純氏、黒﨑伸子氏)からは、各所属団体の

説明や自らの活動を交えて、それぞれの視点から国際平和を目指した

アプローチについて語っていただきました。

 また、「今の日本は平和に向かっているのか」というフロアへの問いかけに

対して、来場者からも様々な意見が出され、会場全体で、そして、参加者

一人ひとりが「国際平和」というテーマを”自分事”として考える機会となりました。

 

ハビタット福岡本部本部長補佐官 星野 幸代 氏

 

元UNICEF駐カザフスタン事務所代表 久木田 純 氏

 

国境なき医師団日本 前会長 黒﨑 伸子 氏

 

 パネルディスカッションの様子

 

 野田 順康 教授と意見を述べる来場者(学生)

 

 最後に、「今の日本が平和に向かうためには、軍事や政治力のような

ハードパワーではなく、国連外交や文化交流などのソフトパワーによって

未然に紛争を防止し、構築していくことが重要である」という野田教授の言葉で

フォーラムを閉じました。

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