ニュースリリース
▼2015.06.01
西南学院大学新図書館・100周年記念館(仮称)の新築工事起工式を行いました去る5月21日(木)13時30分から大学新図書館新築工事に係る起工式が執り
行われました。好天にも恵まれ、多数の方々の出席がありました。
起工式では、K.J.シャフナー学長から、新図書館は本学の「知の拠点」で
あり、更には「大学の顔」となる建物です。工事期間中の無事故をお祈りす
る旨の式辞が述べられました。
新図書館は、これから約1年3か月の工期を経て2016年8月末に完成予定で
すが、完成後は図書・資料等の移転作業を開始し、2017年4月のオープンを予
定しています。
新図書館は、地上7階建てで、延床面積は約1万1,300㎡、約180万冊を収
容し、閲覧座席は約1,000席の予定です。建物の中心部分には、「西南の知の
樹」をイメージした「ブックツリー」と呼ぶ図書に囲まれた吹き抜け空間を
設けています。このブックツリーは、西南学院の知・歴史・ひとをつなぐ幹で
あり、その周囲に成長する枝葉となる「ラーニングリーフ」を配置しています。
外観はレンガ積みの落ち着いたものとし、他の建物との調和を図ります。
機能面では、「情報空間」「交流空間」「遊戯空間」「歴史空間」という
新図書館の4つの基本理念を基に、これまで有していた図書館の基本的機能
をより充実させるとともに、近年求められている学修支援機能の強化を目指
しています。具体的には、討議や発表が自由にできる空間として、1階~3階
にグループ学習室やディスカッション・スペース、プレゼンテーション・スペ
ース等からなる「ラーニング・コモンズ」を設置し、アクティブ・ラーニング
機能を展開する予定です。
西南学院大学新図書館新築工事起工式 K.J.シャフナー学長による式辞の様子
西南学院大学新図書館 外観
※本パースはイメージであり今後変更の可能性があります。
また、2015年5月26日(火)9時30分から、100周年記念館(仮称)新築
工事起工式が執り行われました。
起工式では、G.W.バークレー院長より、下記、記念館のコンセプトを踏
まえた記念すべき建物となるよう、設計会社、施工者にご協力を頂きな
がら引き続き建設を進めていきたい旨、式辞が述べられました。
記念館は、創立100周年記念事業の大きなプロジェクトの一つとして、
新図書館同様、創立100周年を迎える2016年度に、東キャンパス 現本館
東側(法科大学院北側)に建設します(竣工は2016年3月予定)が、同記念館
には、西南学院の同窓会関連施設が設置され、同窓生のネットワークの拠
点づくり、同窓生や地域の方々、学生・生徒・児童・園児、教職員が自由
に集い、交流できる空間作りを目指しています。
加えて、記念館内には西南学院史資料センターを設け、西南学院の歴史を
調査・研究し、建学の精神の継承を目指します。具体的には歴史に関する
資料を展示するとともに、自校史教育などを展開する予定です。
なお、記念館には、100周年記念募金の寄付者銘板を設置する予定です。
100周年記念館(仮称)新築工時期起工式 鋤(すき)入れの様子
100周年記念館(仮称)外観
※本パースはイメージであり今後変更の可能性があります。