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2025.05.22
【社会福祉学科】社会保障論Ⅰにおいて日本年金機構による特別講義を実施しました
5月20日(火)、2号館203教室にて、日本年金機構から田中孝介氏(22年卒・商・経営)と真鍋日菜氏(25年卒・人・社福)を招き、特別講義を開催しました。この特別講義は社会福祉学科の社会保障論Ⅰ(担当教員:河谷はるみ)の授業において実施され、日本年金機構や公的年金の説明を通して、年金保険制度について学生の理解を深めることを目的としています。
講義では、日本年金機構の概要や業務内容に加え、年金制度の種類や年金事務所においてどのような方を対象に相談や質問を受け付けているのか、事例を基に説明されました。また日常の仕事の中で感じているやりがいや楽しみ、逆に大変なことや今後の課題、目標についてわかりやすく語られました。講義中盤は、学生の「第1号被保険者である自営業者の年金はなぜ会社員よりも少なくなるのか?」「20歳になったら納める保険料はどのような手続きをするのか?」などの質問に対して、田中氏は丁寧に回答されました。
講義終盤には、田中氏が商学部で学んだマーケティング手法の「5-Forces分析」を就職活動に活かすメリットや自身の経験を基に就職活動に向けたアドバイス、今春卒業の真鍋氏は、社会福祉学科での学びと社会福祉士(国家資格)取得に向けた試験対策について話されました。
受講した学生からは「20歳になる前に年金制度のことを詳しく知る機会になりとても良かった」「年金についてこれまであまり理解できていなかったが、年金を納めることは国民の義務であり、こどもから高齢者まで生活を支えるためにあることを再認識した」「人によって年金を受け取る種類が異なるので、理解しておく大切さを改めて感じた」といった感想が寄せられ、学生たちにとって、年金事務所の役割や公的年金制度への理解を深める貴重な機会となりました。 日本年金機構 田中孝介氏
日本年金機構 真鍋日菜氏