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2019.12.05

大垣昌夫氏による学術講演会を開催しました

 11月28日(木)、大学博物館2階講堂にて、慶應義塾大学経済学部教授の大垣昌夫氏を講師にお招きし、「行動経済学と共同体」という演題で学術講演会を開催しました。この講演会は学術研究所主催、経済学部共催で行われ、学生や教職員など約100名が聴講しました。
 大垣氏は、人間の心理を経済分析に取り入れ、社会的に注目される行動経済学者の第一認者であり、行動経済学会会長や日本経済学会学会誌の編集長を歴任され、現在は、慶應義塾大学共同体メカニズム研究センター長を務められています。講演では、経済システムの背後にある公共メカニズム、市場メカニズム、共同体メカニズムの3つの相互作用を視野に入れた経済分析についてお話しいただきました。大垣氏はこれまでの自身の調査や研究による実証分析の結果や市場での実例を紹介しつつ、3つのメカニズムの重要性について説明し、参加者は熱心に聞き入っていました。


講演する大垣氏