経済学部では2019年12月から計5回にわたって、福岡銀行との提携講座を開講しました。
　この講座は、本学学生が銀行業務や金融への理解と興味を深めるとともに、キャリア選択の意識を高めることが目的です。第1回から第4回までの講座では、福岡銀行の各部門に勤務する卒業生が銀行業務に関する講義を行いました。
　1月16日(木)の最終回では、これまでの講義の内容を踏まえて、「地方銀行の現在の課題と将来への提案」についてというテーマで、学生による新規企画を提案するグループプレゼンテーションを行いました。プレゼンテーションでは、「SNSやAIを活用したサービスの提供」や「地方創生への取り組み」「若年層への金融商品の提供」などの具体的な内容が説明され、学生の提案に審査員らは耳を傾けていました。
　提携講座を担当する経済学部丹波靖博准教授が「実際に働いている先輩の生の声を聞いて実務の内容が理解できたとともに、知識やプレゼンテーション能力の不足など、それぞれ自分自身の課題が明確になったと思います。この講座での経験をこれからの学生生活での糧にして勉強やその他の活動に励んでください」と講評を述べ、講座は終了しました。