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2021.05.31

学長からのメッセージ(緊急事態宣言の延長をうけて)

2021年5月31日

 

学生、教職員、関係者の皆様

 

 

緊急事態宣言の延長をうけて

 

学長 G.W.バークレー

 

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、5月12日から福岡県に発出されていた緊急事態宣言は、5月31日までの予定が6月20日まで延長されました。現在、本学の行動指針に基づく感染拡大警戒レベルは「Ⅳ:流行拡大期」で、授業は原則遠隔授業、学生の課外活動も原則禁止になっています。県内の感染者数は減少傾向にありますが、医療機関の逼迫などにより緊急事態宣言が延長されたことを重く受け止め、引き続き「警戒レベルⅣ」を維持することといたします。
 前期授業が始まった4月の段階では、授業は9割以上が対面で行われ、多くのクラブ・サークルが感染対策を十分に施した上で課外活動を実施し、キャンパスは賑わいと活気を取り戻していましたが、現在の閑散としたキャンパスを見ると非常に寂しく、残念な気持ちで一杯です。一日も早く感染者が減少し、対面授業が再開できることを心より願っています。
 長期にわたるコロナ禍の影響でこれまでの日常が奪われてしまい、「在宅学修が続き、生活のリズムが不規則になり体調がすぐれない」「友達との交流ができず、取り残されていると感じている」等、不安や悩みを感じられている方もおられると思いますが、そのような時は一人で抱え込まず、遠慮なく各教員や各担当部署へご相談ください。
 本学では昨年2月より「新型コロナウイルス感染症対策本部」を設置し、毎日の状況把握をもとに、対策本部会議を週1回開催して、大学全体の方針や感染防止対策を協議・決定しています。5月12日から「原則として遠隔授業」に切り替えて以降も、「対面授業をもっと増やしてほしい」という意見と「感染が心配なので全ての授業を遠隔で行ってほしい」という正反対の意見が寄せられ、コロナ禍における授業対応については、様々なお考えがあることは重々承知いたしておりますが、本学としては、学医及び産業医等の意見も参考にしながら、「学生および保証人の皆様、教職員の命と健康を守ること」「学生の安全を確保しながら学修機会を可能な限り確保すること」を決断の軸とし、その時点で最善と思われる施策を行っていきます。引き続き、関係者の皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。