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2024.03.21

2023年度国際文化学部卒業論文表彰制度・受賞者表彰式を挙行しました

 国際文化学部では、創造的な人材育成のための活動の一環として、2008年度より、学部学生の卒業論文を対象とした「卒業論文表彰制度」を設けています。3月21日(木)の卒業式当日、その表彰式が図書館1階多目的ホールで行われ、優秀賞を受賞した学生6名が出席しました。
 本制度は今年度より審査方式を刷新。152本の論文が審査対象となり、各コース代表6名の教員による審査を経て、優秀賞6名が決定しました。表彰式では、栗原詩子国際文化学部長が「皆さんは、国際文化学部の全24ゼミの中から二段階の厳しい審査を経て選ばれた。どの論文もすばらしく、皆さんのような新しい時代の知性を、感性を持った人を世に送り出せることは喜びであり、感慨深い。ご卒業、受賞を心よりお祝い申し上げます」と総評を述べ、受賞者に記念品を手渡しました。
 受賞したうちのひとり、馬田千春さん(国際文化学部国際文化学科4年)は、「論文執筆にあたり参考文献収集など苦労することも多かったが、指導教員の金縄先生のおかげで無事に論文を書き上げることができた。卒論が学びの集大成となり、またこのように受賞することができ学生生活の良い思い出になった」と感想を述べました。受賞された皆さん、おめでとうございます。


以下、2023年度受賞者とテーマを紹介します。

●優秀賞(6名)
木下 綾香 ギュスターヴ・モローのサロメ図像に表象される女性ー19世紀末フランスが求めた「ファム・ファタル」ー
田島 可奈 Marvel Cinematic Universe作品におけるアジア系表象
山田 若菜 若者の貧困と生きづらさー福岡の居場所づくりから検討するー
馬田 千春 日中の古典詩歌における「梅花」
稗田 凌大 現代賛美歌詩人ブライアン・レンに関する研究
濱田 千可 花見ーその役割と継承を考えるー