4月1日(月)、2024年度入学式が本学体育館で行われ、学部生と大学院生合わせて、約2,100人が入学しました。今年度入学式は、昨年6月に竣工した新体育館で行われた初めての入学式となりました。
　式では、今井尚生学長が、「皆さんが文系の総合大学であるこの西南学院大学に入学し、それぞれの学部、学問を選んだ理由を問いたい。高校生の中には、“理系は難しく文系は易しい”と思っている生徒がいるが、それはとんだ見当違いであるということが、大学でしっかりと学問をすると分かることだろう。理系・文系はそれぞれ難しさが異なる。文系で扱う概念は数式のように一義的に定義されておらず、その中に様々な要素が含まれている複合概念を多く扱う。これが文系の学問の難しさのひとつであり、決して甘く見てはいけない。新入生の皆さんには、大学生として身に付けてほしい力が2つある。一つは自分の考えをしっかりと表現できること。そしてもう一つは、なぜ自分はそのように考えるのかと内省できる力である。皆さんが、この西南学院大学での学問的研鑽を通して、論理的な言葉を用いて考える力、そしてその言葉それ自体を反省的に捉え直す力を身につけていくことを期待しています」と新入生へメッセージを贈りました。
　続いて、新入生代表の言葉として、法学部国際関係法学科・中島麗音さんが、「歴史と伝統ある西南学院大学への入学をうれしく思う。私はこれから、 “困難に立ち向かう姿勢”と “出会い”の2つ大切に日々を過ごしていきたい。 “西南よ、キリストに忠実なれ”の建学の精神の下、西南学院大学での学生生活を通じて隣人愛の精神を学び、深めること。そして自分を変えるような新たな出会いを大切にし、国際機関や海外で事業展開する企業で働くという夢に向かって進んでいきます」と今後の学生生活への意気込みを述べました。

 　新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。

 入学式当日の様子はYouTube学院公式チャンネルでも後日配信予定です。ぜひ、ご覧ください。
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