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2024.11.05

【商学部】「経営倫理学」において特別講演を開催

 11月1日(金)、商学部「経営倫理学(担当:吉野直人教授)」の授業において、株式会社神戸製鋼所より、総務・CSR部(関氏、斉藤氏、山岡氏)、人事労政部(小堺氏)、九州支店(上杉氏)の計5名の社員を招き、「経済性と社会性の一体化」をテーマに特別講演が行われました。この講演は、商学部70周年事業の一環として行われたもので、約140名の学生が出席しました。
 講演では、鉄鋼業界における脱炭素への取り組みを中心に、同社の事業概要や社会貢献活動、本業をつうじた社会課題解決の取り組み、ステークホルダーとのコミュニケーション等について包括的な説明がなされました。特に、産業界でCO2排出量が最も多いとされる鉄鋼業において、同社ならではの多様な技術を掛け合わせ推進する環境負荷低減への具体的な取り組みが紹介されました。
 講演の最後には質疑応答が行われ、CSR活動に関する社員の声を会社はどう吸い上げているのかや、ステークホルダーとのコミュニケーションの図り方など、多くの学生からの、講演内容から一歩踏み込んだ質問が寄せられました。
 本講演は、企業におけるCSR活動やSDGsへの取り組みについて理解を深める貴重な機会となり、参加した学生たちは実務家から直接話を聞くことで、企業の社会的責任に対する理解をより一層深めることができました。