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2024.06.11

【商学部】特別講義「将来に向けた資産形成と金融トラブルについて」を実施しました

 6月10日(月)、2号館304教室にて、財務省 福岡財務支局による「将来に向けた資産形成と金融トラブルについて」と題した特別講義を実施しました。この特別講義は、商学部70周年事業の一環として、商学部・西田顕生教授の授業内で行われたもので、約130名の学生が出席しました。

 講義では、福岡財務支局の永利氏と菅氏により、財務局の業務内容や家計管理とライフプランニング、資産形成、金融トラブルへの注意喚起など、様々なテーマで金融にかかわる説明がなされました。また、昨今の経済状況を踏まえ、様々な金融商品を使い分けた資産形成の必要性や、自分が投資したお金の流れなどを分かりやすく解説。加えて、投資商品によるマルチ商法などで学生が金融トラブルに巻き込まれる被害が発生している現状やその対処法についてお話され、学生は自身の問題として、金融商品の特徴や関わり方について理解を深めました。

 講義のなかで永利氏は、「投資による資産形成は、国や企業の経済成長を支えたり、社会課題解決に貢献したりすることもできます。みなさん一人一人が自分のライフプランに合った資産形成を行い、将来に向けて準備していきましょう。また、語学や資格の勉強などの自己投資を行い、自分で稼ぐ力を育てることも大切です」と社会人の先輩としてのエールを学生に送りました。学生にとって、自身の将来設計を考え、経済や金融関連の知識を正しく理解する金融リテラシーの向上につながる貴重な機会となりました。