ニュース詳細
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2025.11.06
【商学部】三井ゼミ×サントリー株式会社 小売店での販売促進を行いました
商学部・三井ゼミ(三井雄一教授)では、サントリー株式会社(以下、サントリー)と連携し、産学連携プロジェクトを実施しました。本プロジェクトでは、サントリーの『茉莉花(まつりか)〈ジャスミン茶割・JJ(ジェージェー)〉缶』を含む2商品のプロモーション企画に取り組み、九州地域のスーパーにおける売り上げ向上を目的に、市場調査から企画立案までを行いました。 取り組みの結果、参加した全3チームの提案内容が実際に店舗で展開されることになり、10月16日(木)~18日(土)には、ドン・キホーテ西新店の売り場で販売促進施策を行いました。
本プロジェクトに携わった堤渚紗さん(商・経3年)は、「焼酎=年配層というイメージを払拭し、若者に響く企画を考えること、費用対効果と現実性の両立に苦労した。『自分たちにしか提案できない斬新な案を出したい』という思いで、アイデア出しだけでなく、現実的な根拠を持ち説得力ある提案に仕上げることを意識して取り組んだ。プロジェクトを通して、現実的な制約の中でどう実現するかという”戦略的な考え方”の重要性を学んだ」とコメントしました。また、斉藤涼乃さん(商・経3年)は、「お酒のプロモーションにかかるさまざまな法律や規制の中で実現可能な施策を考えることが大変だった。また、若者がスーパーでお酒を買うシチュエーションを具体的に想像することにも苦労したが、恋愛をテーマにしたプロモーションの提案に、サントリーの方から若者ならではの発想だと評価をいただき、自分たちがプロモーションを考える意義を感じた。この経験を生かし、人の心を動かす要素を日常の中で意識して観察し、相手の立場に立って考える力をさらに深めていきたい」とプロジェクト中の苦労や学びを語りました。
三井ゼミでは、今後も継続して企業との産学連携活動を実施していく予定です。
▼三井ゼミの活動内容は以下をご覧ください。
http://www.seinan-gu.ac.jp/spirit/233/knowledgedoor/
(大学広報誌SEINAN Spirit「知のトビラ」)
学生が売り場づくりを行った「ジャスミン焼酎 茉莉花」のコーナー。

