ニュース詳細
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2025.12.12
【商学部】「ビジネスキャリア形成演習」においてうきは市商工会、蔦屋書店との連携プロジェクトを実施しました
商学部「ビジネスキャリア形成演習(担当:三井雄一教授)」の授業の中で、マーケティングを実践的に学ぶ活動として、うきは市商工会、TSUTAYAや蔦屋書店を運営するカルチュア・エクスペリエンス株式会社と連携したプロジェクトを実施しました。本プロジェクトでは、うきは市の特産品を販売する上で、効果的な販売方法や売り場づくりなど販売促進案を企画・提案し、実際に九大伊都蔦屋書店、六本松蔦屋書店、TSUTAYA BOOKSTORE マークイズ福岡ももちの3店舗にて、うきは市の特産品を販売するミニアンテナショップをオープン。学生たちは特産品の販売を通して、地域と店舗をつなぐ役割を担うべく、うきは市の魅力をより多くの方に届けることを目指し、市場分析やターゲット設定を行った上で売り場コンセプトを考え、売り場で使用するPOPや垂れ幕などの作成、売り場の立ち上げを行いました。
本プロジェクトに携わった高野日向さん(商・経3年)は、「地域の特産品や観光地を調査し、ほかの班や関係者の方々と連携しながら、うきは市の魅力を直感的に伝えられる見せ方を目指して取り組んだ。限られた時間の中で、班内の意見調整に苦労したが、何度も話し合いを重ねる中でより良いものにできた。今回の経験から、“誰かに伝える面白さ”を実感するとともに、アイデアを形にすることや、仲間と意見を出し合いながら1つの成果物を作り上げる過程を学んだ」とコメントしました。また、山岡浬世さん(商・経2年)は、「ターゲット層を決める過程が特に難しく、ターゲティングの手法は授業で学んでいたものの、実際に売り場づくりを行うとなるとどこから手を付けたらよいか分からず困ったが、先生のご指導もあり、六本松では“ギフト”を軸にしたコンセプトに無事に決まった。働く人の想いや仕事への熱意に触れ、授業での学びを実際の販売経験に生かす経験ができたことで、自身の将来の働き方を想像する大きなきっかけになった」とプロジェクト中の苦労や学びを語りました。
学生ならではの視点で、来場者に楽しんでいただけるような工夫を凝らし、うきは市の新たな魅力を知っていただく機会を提供するとともに、商品の企画立案などのマーケティングについて学ぶ機会となりました。

六本松蔦屋書店の売り場の様子
