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2025.01.20
中馬正博教授(経済学部経済学科)が最終講義を行いました
1月10日(金)、1号館パソコン教室PC6において、今年3月末に定年退職される経済学部経済学科の中馬正博教授が最終講義を行い、在学生、教職員、卒業生など、40名を超える方々が聴講されました。
中馬教授は、1989年に統計学の担当者として本学に着任し、授業の傍ら1993年からの2年間は電子計算機センター所長として、本学の学術情報ネットワークシステムSAINSの導入に、2003年からの2年間は経済学部長として、国際経済学科の設置申請に従事されました。2014年からの4年間は、シャフナー学長の下で教育・研究担当の副学長、2019年からの2年間は入試センター長を務められました。研究活動としては、産業立地のもたらす経済効果の計量経済モデルによる計測や、ローレンツ曲線やジニ係数による不平等度の計測、統計学教育のあり方などについて考察されました。学外の社会貢献活動としては、2014年からの10年間、福岡県景気動向委員会の委員や会長を務められました。
最終講義では「学生と共に学んだこと」と題して、学生たちとの思い出など、本学における35年間の様々な体験を振り返り、 講義内容がよくわからなくても、放棄することなく自分なりに考え、質問し、納得しながら学修を継続することが大切であると、学生を励ますメッセージで締めくくられました。
最後に立石経済学部長による簡単な業績紹介が行われたあと、大学や有志の方々から花束が贈呈され、拍手の中、本講義は盛況のうちに終了しました。