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2025.05.28
2024-2025年度 留学生別科 終了式を挙行しました
5月27日(火)、西南コミュニティセンターホールにおいて、2024-2025年度 留学生別科 終了式を挙行しました。2024年8月から10か月間、または2025年1月から5か月間、留学生別科に在籍した20の国・地域の留学生75名が、本学での留学生活を終えました。会場には、留学生と学生生活を共にしてきた本学学生のほか、来賓、教職員ら約100名が出席し、留学生の門出を祝いました。
式では、今井尚生学長より代表の留学生に終了証書が授与され、「外国語を理解するということは、その国の文化、特にその国の人々の考え方や感じ方、即ち『心』を理解することに他なりません。お互いにそれぞれの文化の良さを理解し、活かして、皆さんの世代がこれからの新しい世界を築いていってください。」と式辞が贈られました。
続いて、王忠毅国際センター所長による告辞の後、各日本語クラスを代表して7人の留学生が答辞を述べました。日本語(VI)クラスのLEE, Hsin-Yunさん(国立台湾科技大学卒・台湾)は、自身の留学生活を振り返り、「当時は、言葉も分からず、進むべき方向も見えず、まるで岩の隙間に落ちた『種』のように無力感を感じていました。でも、勇気を出して一歩を踏み出し、合気道部に入部したことで、徐々に発話への恐怖心がなくなりました。今は、まだ小さな若葉かもしれませんが、ここで芽吹くことができたのは、私にとってかけがえのない経験になりました。」と日本語と英語の両方でスピーチし、会場は大きな拍手に包まれました。
式終了後には、各日本語クラスの担当教員から学生一人ひとりに終了証書が手渡され、留学生たちは思い出を語り合いながら、別れを惜しんでいました。