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2025.06.16

硬式野球部が第74回全日本大学野球選手権大会で本学史上初の快挙ベスト8進出!

 2年ぶり8回目の全日本大学野球選手権大会に出場した本学は、1回戦で四国地区大学野球連盟代表の聖カタリナ大学と対戦。1回裏に1点を先制されるも、すぐに2回表に3点を取り逆転。3回裏に同点に追いつかれるものの、4回表に3点を追加すると、続く5回には打者一巡の猛攻で怒涛の7得点。点を取られてもすぐに取り返す春季リーグ戦での戦いをそのまま全国の舞台でも発揮。投げては柳原創(国文2年)、塚本翔大(経・国4年)の投手リレーで相手打線を封じ、堂々の13-3、5回コールドで69年ぶりの全日本大学野球選手権大会での勝利をあげました。
 2回戦はベスト8をかけて東海地区大学野球連盟の日本大学国際関係学部と対戦。1回表ツーアウトから栗山雅也(法・国4年)、矢野智也(人・社3年)の連続2塁打で1点を先制しますが、2回裏に3点を取られ逆転されると3回裏にも3点を追加され、1-6とリードを許します。しかし、すぐさま4回表に2点を返し3-6とします。その後両チーム無得点のまま迎えた8回に大きなドラマが。この回先頭の安川喬矢(商・経4年)が3塁打で出塁すると連続四球でノーアウト満塁。ここで奥村玲王(経・国4年)のタイムリーヒットで1点を返し、続く佐藤輝拓(商・商3年)は押し出し四球を選びさらに1点、続く合田侑聖(法・国4年)が2点タイムリーヒットを放ちついに逆転します。なおも攻撃の手を緩めずこの回一挙8点を奪い、11-6とリードすると9回にも3点を追加し14-6とします。投げては4投手の継投で4回以降を無得点に抑え14-6で大逆転勝利。本学硬式野球部史上初となる全日本大学野球選手権ベスト8進出を決めました。
 準々決勝は全国大会37回目の出場となる強豪東北福祉大学との対戦。2回裏にツーランホームランを打たれ2点を先制されると、続く3回裏にも連続2塁打にツーランホームランでこの回3点を追加され、序盤3回を終わり0-5と5点をリードされる苦しい展開となります。本学は6回表に四球と小南勇心(経・経4年)のこの試合初安打でチャンスを作り、安川のタイムリーヒットで1点を返しますが、その裏ホームランで1点を追加され1-6。続く7回表、ツーアウトから佐藤、合田の連続2塁打で1点を返しますが、その裏に2点を追加され2-8。9回表、ワンアウト満塁から栗山の犠牲フライで1点を返しますが後続が倒れゲームセット。3-8で敗れはしましたが、強豪を相手に最後まであきらめずに粘り強く戦いました。
 各試合には福岡から本学関係者をはじめ、関東近郊在住の卒業生など、たくさんの方々が応援に駆けつけました。また、1回戦では雨の中、本学応援指導部応援団やチアリーダー、吹奏楽団も応援に駆けつけ、神宮球場のスタンドでは選手たちに負けないくらいの熱い応援が響き渡りました。
 本学史上初のベスト8の快挙を達成した本学硬式野球部。その戦いぶりが評価され、チームとして本大会特別賞を受賞しました。今後も、硬式野球部への応援をよろしくお願いいたします!