12月16日(火)および18日（木）、本学チャペルにて奨学金交付式を行いました。
　16日の奨学金交付式では、人物・学力ともに優秀かつ経済的支援を必要とする学生11名に「西南学院大学給付奨学金」「教職員による奨学金」が交付され、18日には、3・4年次の学部生のうち、優秀な成績を修めた86名の学生に「西南学院大学成績優秀者奨学金」が授与されました。
　18日の成績優秀者奨学金交付式では、今井尚生学長が「今回、成績優秀者として選ばれた皆さんは、その成果を誇りにしていただきつつも、決しておごることなく、将来社会に出た際、有意義なことに奨学金を役立てていただきたい。ある研究では、努力できること自体が一つの与えられた力であると言われている。その力を大切に生かし、今後も勉学に真摯に取り組んでもらいたい」と式辞を述べ、その後、各学部の代表受領者へ奨学金給付証が交付されました。
　続いて、山崎先也学生部長が、「学問を究めれば、さまざまな事象を多様な視点や角度から考える力を身につけることができる。その力は、人生をより良く生きるための礎となり、幸福へとつながる。そして、皆さん一人ひとりの幸福が、より良い社会を築く原動力となっていく。この奨学金を、学びに集中できる環境づくりのために、ぜひ活用していただきたい」と祝辞を述べました。
　西南学院大学成績優秀者奨学金を受給した渡邊裕月さん(神・神4年)は、「これまでの4年間、真剣に学問に取り組んできた。今後は大学院へ進学するので、奨学金については、修士論文の研究に必要な書籍の購入に充てたい」と述べ、また、高木花さん (国・国文4年)は、「イタリアへの派遣留学を通じて、専門分野の学修と語学力の向上に努めた。奨学金は、語学研鑽および大学院進学に関わる諸費用に充てたい」と今後の抱負を語りました。
　奨学金が皆さんの自信と将来の糧になることを期待しています。