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2019.09.27

西南学院大学のみなさんへ from MISIA×JICA講演会を開催しました

 7月26日(金)、西南学院大学チャペルにて、本学出身で歌手のMISIA氏による講演会「西南学院大学のみなさんへ from MISIA×JICA」を開催しました。この講演会は、2019年8月28日(水)~30日(金)の3日間、横浜でのTICAD7(アフリカ開発会議)開催に合わせて、同会議の名誉大使を務めるMISIA氏とアフリカで支援活動を行っているJICA(独立行政法人国際協力機構)の協力によって実現したものです。MISIA氏は、歌手活動の傍ら社会貢献活動にも積極的で、一般財団法人mudef理事として10年以上アフリカの子どもの教育支援に尽力されています。
 講演会では、初めにJICA九州センターの山下英志氏よりアフリカの現状とJICAの取り組みの紹介があり、その後、MISIA氏よりアフリカでの子どもたちへの支援活動や、日本とアフリカとのつながりについてお話いただきました。 久しぶりにかつての学び舎を訪れ、懐かしい思い出に浸りつつ、MISIA氏は、「アフリカに初めて訪れた際、貧困がもたらす苦しみは飢えだけでなく、心に大きな傷を与えていたとことが分かりました。しかし、その一方で、力強く生きる人々や懸命に生きる子どもたちから希望を感じました」と実体験を交えながら、アフリカの現状を伝えました。
 最後にMISIA氏は「学生の皆さんには、今生きているこの場所とアフリカや世界がつながっていることを感じられる大人になってほしい。そのために、自分ができる形でいいので、社会貢献活動に参加し、自分はどのような社会を望んでいるかを考えてください」と参加者約520人に向けてメッセージを送りました。
 参加した学生からは「JICAの取り組みやMISIAさんの活動を聞いて、一度、アフリカへ足を運んでみたいと思いました」「講演会に参加してアフリカの子どもたちの現状に、心が揺れ動きました。日本にいてもできる活動があればぜひ取り組みたいです」といった感想が寄せられました。

なお、Spirit210号19ページにMISIA氏とバークレー学長の対談記事が掲載されていますので、ぜひご覧ください。
Spirit210号はこちら