6月30日(月)、大学チャペルにて、商学部2年生を対象としたキャリア育成講座が開催され、約160人が参加しました。今回は、西部ガスホールディングス株式会社事業開発部企画グループより伊藤大輔氏（11期卒・商学部）をお招きし、「迷うなら挑戦！大学生活で広げる未来の選択肢」と題し、大学生活の過ごし方や将来への向き合い方について、等身大の視点から講演いただきました。

講演の冒頭では、入社から現在に至るまでのキャリアについて紹介がありました。これまでに、異なる部門で多様な業務に携わりながら、常に新たな挑戦を続けてこられたこと、そして現在は同社で取り組んでいるドローンビジネスにおいて、新規事業の立ち上げや事業開発に携わっていることなど、実際の仕事内容ややりがいについて具体的にお話しいただきました。さらに、大学時代に経験して役立ったことや「やっておけばよかった」と感じていること、社会人となった今も続けている挑戦などについても、リアルなエピソードを交えながら語られました。特に、「興味のないことにも興味をもつ」「面倒に感じることにも前向きに取り組む」姿勢の大切さを強調され、目の前のことに真摯に向き合うことが、結果として自身の成長につながると言及されました。また、「努力」や「根性」という言葉をキーワードに、「大学生活の中で、継続しやり遂げる力をぜひ養ってください」と学生たちにエールを送りました。

後半の質疑応答では、キャリア選択や就職活動、社会人としての心構えなどに関する質問が多数寄せられました。伊藤氏は、学生たちの不安や疑問に向き合い、一つひとつ丁寧に回答され、実社会のリアルな視点から多くの示唆を与えてくださいました。

今回の講演は、学生にとって自身のキャリアや将来について考える貴重な機会となりました。